歳の近い方が亡くなっていきます

峠という小説を読んだことあります。

司馬遼太郎にが最初にふれた作品でした。

陽明学というものが出てきて、それは自分が正しいと思った事には正否を考えず行動しなくてはならないという教えだったと思います。

それに正しいと思った事を思っただけで行動に移さない事は罪であるという凄まじい学でもありました。


当時憧れた(自分が欲してもなれないので)もんですが、これは確かに恐ろしい学問ですね。

幕府が朱子学を奨励し陽明学を禁止(?)するのも世を統べる側からすれば当然ですな。


今の世は誰でも食うことだけはどうにか出来そうなんで現体制が崩れることはないと思いますが、近い将来がふと不安になります。


若い時は屁とも感じなかった事を歳とると深く考えすぎちゃう傾向になります。



思うに…


今の思いのままで大学時代に戻れれば、だいぶ違った人生がおくれそうな…


後悔先に立たず

光陰矢の如し



いや現状に後悔というか、してるわけじゃないんですが。


最近、訃報ばかりあるもんで、ふと思い付きました。